台風が教えてくれたこと

知り合いのKさんという女性は、農家ではないんですが

家庭菜園を作っておられます。

なす、じゃがいも、にんじん、豆、トマト、大根等。

それも多種、多量にです。

収穫時に我が家にもたくさん頂きます。



その量たるや、Kさんの家だけでは消費しきれず。

近所や知人にさしあげておられます。

市場などに出荷はされることはないようです。

人にさしあげて喜んでおられるます。

できた野菜も自家消費より、人にあげる量の方が多いかもしれません。



そんなKさんに昨日、台風被害についてたずねたところ

Kさん「なすが沢山できて、大きくなるのを楽しみにしてたんですが

     台風の暴風雨と暴風が運んできた海の水で全て駄目になりました」とのことです。

私  「それは残念でしたね〜」

Kさん「主人が台風の被害で死んだ人や家が倒壊した人たちのことを
   
    よー考えてみろ、野菜ぐらい大したことじゃないかと言われて

    私も納得しました」

私  「まー、そりゃあ、そうですがね・・・・」

   ・・・・・  私なら納得できないな〜  ・・・・



自分の被害より、台風被害者のことを

先に心配されるKさん夫婦の話を聞いて

恥ずかしく感じました。



自分のことより、他人のこと



陽転、陽転。