ニジマス


名水百選のわき水が出る「弁天池」に家族で行った。
わき水を蓄えた池がブルーで神秘的だ。
わき水をたくさんの人がもらいに来ている。



近くに、町営のニジマスの釣り堀がある。
名水のいけすで泳ぐたくさんのニジマス
中1、中3の子供二人が釣りに挑戦。
つりのテクニックはあまり必要ない。
小さな子供でも釣り上げている。
入れ食いに近い状況。



一匹、また一匹と・・・・・。
釣り経験の少ない2人でも釣れる。
どん、どん釣れる。
二人とも競い合って楽しそう。



最初、笑顔がだったが、だんだんこわばっていく親の顔。
『つれたマスは全部買い取りだ』夫婦の無言のやりとり・・・。
あれだけのマス食えない。
それに高い値段だし。



とうとう、漁禁止を発令。
子供達、少々ガックリ。
あきらめきれず、遊び気分で
「えさの代わりに草をつけてみよう」
と釣り糸たらしていると・・・・・・。
「釣れたー」っと驚きの声。
ゲッ!



「それは、逃がしてやれっ」
雑草が餌でも釣れるニジマス
これって釣り堀なの?



かくして、11匹の収穫。
5匹はご近所他におすそ分け。
「5人家族なのに6匹もいるのっ?」っと私。
「1匹は余分」と釣り人の中1の息子。
釣り人には特別な思い入れがあるらしい。



夕食はニジマスの塩焼き。
ニジマスさん、あなたの命をいただきます。」
美味しかったです。
一人に1匹で十分でした。



食べ残ったニジマス1匹は・・・・・?
中1の釣り人はマスのことなどどこ吹く風
友達と遊ぶ準備に忙しいようです。