親切なパトカー

昔、パトカーの尾行に気づかず

進入禁止の道を通行してしまいました。

もちろん、進入禁止とは知りませんでした。



そして、取引先に着きました。

車を停車して取引先のドアーを開こうとした時

背後からお巡りさんが

「ちょっと、いいですか?」

取引先の皆さんはその光景を注目・・・・・・・。



ザワザワ、ザワザワ・・・・・。



私はパトカーに乗せられて、

お巡りさんから「進入禁止の道路を通行しましたね。」

「エッ、そうでしたか。それは申し訳ありません。」と罪状を素直に認めました。

お巡りさんは「でも納得が行かないでしょうから、現場に行きましょう。」

現場は取引先の近く。

「いえいえ、私に非があるのは間違いないですよ。(内心、現行犯だし、急いでいるし・・・)」と私。

「まあ、そう言わずに・・・。」とお巡りさん。





パトカーの窓越しから見える取引先の人々の顔・・・・。

お巡りさんとやりとりは続き・・・・・・・。




結局




私を乗せたパトカー発進。



取引先の人々の顔は深刻な様子に

コソコソ、ヒソヒソ話してる姿を後に。





取引先の人々から「交通違反者」でなく「犯罪者」と思われている・・・・・・・。




パトカーで現場をひとまわりして確認、

現場標識の説明もしていただく。



親切だっ。



とっても親切だっ。




ここまで心優しく扱ってくれるなら・・・・・・。



取引先に到着する前に捕まえてくれれば・・・・・。



もっと親切なのに・・・・・・・。